新紙幣が発行されて9か月、世の中の反応は?暮らしの変化とリアルな声まとめ
2024年7月に20年ぶりとなる紙幣の刷新が行われ、新1万円札・5千円札・千円札が登場しました。あれから約9か月。実際に生活の中で新紙幣を目にする機会も増えてきましたが、世間ではどのような反応があるのでしょうか?今回は、新紙幣の概要と共に、SNSや街の声をもとにしたリアルな反応をまとめました。
◆ 新紙幣の登場人物と特徴
新紙幣では、それぞれ次の3名が登場しました。
1万円札:渋沢栄一(近代日本経済の礎を築いた実業家)
5千円札:津田梅子(女子教育の先駆者)
千円札:北里柴三郎(感染症研究の第一人者)
肖像画はすべて横顔となり、さらに世界初の3Dホログラムを取り入れるなど、偽造防止技術も格段に進化。見た目にも機能面でも、近未来的な紙幣へと変貌を遂げました。
◆ 実際に使ってみた感想と世間の声
【好意的な声】
「ホログラムがすごい、未来のお札みたい!」
「肖像がリアルで、人物に興味が湧いた」
「紙質も新しくて手触りがいい」
3Dホログラムや、視覚障がい者向けの凹凸印刷などに高評価の声が多く、特に若い世代や海外からの観光客には「クール!」という反応も。
【否定的な声】
「デザインがダサい」「昔の方が落ち着いていた」
「フォントが子どもっぽい」「番号の配置に違和感がある」
「キャッシュレス化が進んでるのに、今さら紙幣を新しくする意味ある?」
デザインに対する違和感や、キャッシュレス時代とのギャップを指摘する声も多く見られました。X(旧Twitter)や口コミサイトでは、賛否両論がはっきりと分かれています。
◆ 意外と残る「使えない場面」
新紙幣が登場してから9か月が経つ今も、一部では「未対応」の問題が残っています。
自動販売機
病院や市役所の精算機
古いATMや券売機
特に地方では対応が遅れているケースもあり、「新札出したけど使えなかった」という声もまだ聞かれます。現金派の方は、旧紙幣との併用が安心です。
◆ 旧紙幣はまだ使える?
もちろん、旧紙幣も引き続き使えます。法的にも有効で、交換の必要はありません。ただし、だんだんと流通量が減りつつあり、「記念にとっておきたい」という人も増えています。
◆ まとめ:慣れとともに、受け入れられる紙幣の“進化”
新紙幣が登場した当初は戸惑いも多く見られましたが、次第に「使い慣れてきた」という声も。キャッシュレスと共存する時代において、現金の役割や価値を改めて考えるきっかけにもなりました。